歯並びが気になっており歯列矯正を検討しているものの、ワイヤー装置の見た目が気になってしまい、一歩を踏み出せないという方も多いのではないでしょうか？
実は、歯列矯正だからといって必ずしもワイヤー装置を用いるとは限りません。
歯並びの乱れが比較的軽度であれば「マウスピース矯正」という方法を採用することもできるのです。
今回はそんなマウスピース矯正について解説しますので、このコラムで初めて知るという方はぜひ参考にしてください。
マウスピース矯正ってどんな方法？
マウスピース矯正とは、透明で取り外し可能なマウスピース型装置を取り付け、定期的に交換することで、少しずつ歯を動かしていく矯正方法です。
専用のスキャナーで取り込んだデータなどをもとにシミュレーションを行い、一人ひとりの歯列に合わせたマウスピースを製作します。
目立たなくてストレスが少ないことがメリット！
マウスピース矯正には、以下のようなメリットがあります。
①装置が目立たず見た目が気にならない
マウスピース矯正で使用するマウスピース型装置は、透明度の高い素材でできています。
そのため、金属製のワイヤー装置を装着した場合とは違い、ほとんど目立ちません。
口元の見た目が気になる方にピッタリの矯正方法といえるでしょう。
②いつでも取り外しできる
歯の表面に固定するワイヤー装置とは異なり、マウスピース矯正はマウスピースを歯にはめるだけなので、状況に応じて容易に取り外すことが可能です。
これにより、食事や歯磨きをいつも通りに行えるだけでなく、装置を清潔に保ちやすくなります。
③痛みや不快感が少ない
マウスピースは金属よりも柔らかい装置で作られているため、歯にかかる力が弱く、痛みや違和感が比較的少ないです。
また、マウスピースを定期的に交換するという性質上、マウスピースひとつあたりの歯の移動量がさほど多くないことも、痛みや違和感を抑えられる理由です。
④矯正の予測を自分でも確認できる
マウスピース矯正では、治療前にコンピュータ上でシミュレーションを行い、治療後の歯並びの状態を確認できます。
治療を受ける患者様自身も確認できるため、モチベーションを持って不安なく治療に取り組めるでしょう。
ただし装着時間をしっかり守ることが必要！
このように、マウスピース矯正にはいくつものメリットがありますが、治療にあたっては決められた装着時間を必ず守るようにしましょう。
基本的には1日20時間以上の装着が必要です。
いつでも外せるからといって一日のうちに何度も外していると、装着時間が短くなって、想定していた歯並びにならず治療期間が長引く可能性があります。
また、歯並びの状態によってはマウスピース矯正が適用できない場合もありますので、まずは歯科医師に相談するようにしましょう。
矯正歯科専門の歯科医師にお任せください
おおぞら歯科で矯正治療を担当するのは、矯正歯科を専門とする外部の歯科医師です。
専門的な知見と経験に基づいた検査、診断、治療を行いますので、歯並びが気になっている方は一度ご相談いただければ幸いです。
単に見た目をきれいにするだけでなく、「噛める」という機能をしっかり向上させることを目指します。
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